個人投資家・有限亭玉介:「ChatGPT関連」が世界を変える!注目される銘柄は?【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2023年2月25日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年2月20日10時に執筆

現代の人間が行っている仕事のほとんどはAIに置き換えられる。そんな夢のような話はまだ先の事だと思っていましたが、すぐそこまで来ているかもしれません。スティーブ・ジョブズがiPhoneを発明したように、ChatGPTは世界をどのように変えるのでしょうか。

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

OpenAI社が開発したChatGPTの登場により、世界が沸きました。学校のテスト問題の作成だけでなく、論述試験の解答までこれを使えばものの数秒で完結してしまうとの事です。もちろんそれ以外の用途でも精度の高い文章生成を可能とし、今後さらなる進化に期待が持たれます。

これまでは同じ作業を繰り返すデータ入力のような仕事をAIが人間の代わりに担うイメージでしたが、弁護士のようなエリートの専門職までAIに置き換えられるのならば、時代の転換点を迎えたような気もします。ChatGPTの登場で開発競争が激化し、これからあらゆる分野でAIを使った働き方が加速していく事になるでしょう。

AIの進歩により失われる仕事もあるかもしれませんが、確実に言える事はAIを使えば人間では敵わない程の生産性で効率化されるという事です。AIを活用した新しい仕事も生まれるでしょうし、大量の失業者を生むような未来は訪れないとあたくしは考えておりますよ。ChatGPTのような便利なツールをいかに使いこなすかが重要になるはずです。

製造業の自動化は着々と進んでいますが、農業や物流のような人手不足の業界がAIによって完全自動化される未来が来れば、労働力人口が減少する日本経済にとってはプラスになると思われます。人間が嫌々やるような仕事を全てAIが引き受けてくれるとしたら、労働のストレスが無い素晴らしい未来になるかもしれませんなぁ。

さて、今回はChatGPT関連をチェックして参りますよ。自治体向けソリューションを展開するモビルス<4370>は、AI音声応答に強みがある企業です。1月13日の決算は赤字となりますが、その後のチャート(日足)は切り上げている模様。直近では、横浜銀行に「MOBI VOICE(モビボイス)」が採用された事が好材料となりました。

コールセンターのCRMやBPO事業も手掛けるベルシステム24HD<6183>にもChatGPT関連として思惑があるようですねぇ。直近では同社のサービス「オンライン窓口センター」が大阪府泉佐野市に導入され、2023年1月から開始するとの発表が好感されました。業績も堅調でチャート(日足)は高値圏で推移しております。

ビッグデータ解析やAI業務支援ツールを開発するユーザーローカル<3984>は、2月8日の決算発表後に下値を切り上げました。自動応答チャットボットを手掛ける同社もChatGPT関連として物色されているようです。

2月13日の決算後に動意したPKSHA Technology<3993>は、その後も下値を切り上げております。画像認識などを手掛けるAIベンチャーである同社は、ChatGPTの潮流を受けて底値圏から上昇トレンドを形成できるか。

ChatGPTの恩恵を受けると噂される米エヌビディアの国内正規代理店である菱洋エレクトロ<8068>は、直近で25日線・75日線を上抜いております。半導体商社である同社は、ChatGPTに限らずAIによる自動化の波で物色される機会が増えるかもしれませんな。3月9日が決算発表です。

最後はクラウド・サーバー自動監視や保守業務を手掛けるJIG-SAW<3914>です。IoTの知見や自動運転ソフトウェア等のソフトウェアライセンスサービスも展開する同社は、これからのAI社会で頭角を現すか監視を強めております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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