本日注目すべき【好決算】銘柄 アクセル、久世、メガチップス (22日大引け後 発表分)
3月22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
アクセル <6730> [東証S] ★今期経常を29%上方修正、配当も13円増額
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の13.6億円→17.5億円に28.7%上方修正。増益率が35.9%増→74.8%増に拡大する見通しとなった。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIやメモリーモジュール製品の販売が想定より伸びることが寄与。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の63円→76円(前期は40円)に増額修正した。
イオン九州 <2653> [東証S] ★前期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額
◆23年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の60億円→88億円に46.7%上方修正。増益率が0.1%増→46.8%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。行動制限の緩和や政府によるプレミアム付き商品券の発行などを背景に、売上高が計画を上回ったことが寄与。電力使用量の削減やレジのスマート化、生産性改善の取り組みを継続したことも上振れにつながった。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→28円(前の期は20円)に大幅増額修正した。
久世 <2708> [東証S] ★今期経常を2.2倍上方修正・10期ぶり最高益、3期ぶり復配へ
◆23年3月期の連結経常損益を従来予想の3億6000万円の黒字→8億円の黒字(前期は7億4600万円の赤字)に2.2倍上方修正し、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。外食市場の客足が年末にかけて伸びたことで業績が大きく回復したうえ、1月以降も安定推移していることが上振れの要因。
業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を12円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。
メガチップス <6875> [東証P] ★今期最終を47%上方修正、自社株買いも発表
◆23年3月期の連結最終利益を従来予想の47億円→69億円に46.8%上方修正。減益率が82.9%減→74.9%減に縮小する見通しとなった。持ち分法による投資利益や為替差益の発生に加え、米Siタイム<SITM>の株式売却に伴う売却益を計上することが最終利益を押し上げる。
併せて、発行済み株式数の6.3%にあたる120万株または30億円を上限に自社株買いを実施すると発表。取得した株式はすべて消却する。
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株探ニュース