「ディフェンシブ」が15位にランクイン、世界景気減速への警戒感くすぶり関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ディフェンシブ」が15位にランクインしている。
ディフェンシブ株とは、景気動向に業績が左右されにくい銘柄のことをいい、生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガス、鉄道、通信などがその代表格とされている。経済や市場が低迷しているときでも、安定したリターンが期待できることから、「defensive=防御的」といわれている。
欧米の金融不安が意識されるなか、世界景気減速への警戒感はなおもくすぶっており、世界的にもディフェンシブ株への関心が高まっている。日本においても同様で3月に入り鉄道株が上昇するなどディフェンシブ株へのシフトが強まっており、これらがテーマとしての根強い人気につながっているようだ。
この日の関連銘柄では目立った動きは少ないものの、中部電力<9502>、関西電力<9503>などの電力株の一角や日清食品ホールディングス<2897>、参天製薬<4536>などが堅調な動きとなっている。