10万円以下で買える、連続増益＆低PER 26社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では770銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額70億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)予想PERが10倍未満――――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは24日現在)
24日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益＆低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PER
<3347> トラスト 27400 46.3 2800 2 4.7
<5363> ＴＹＫ 32400 8.0 3840 2 7.0
<8844> コスモスイニ 47500 14.9 3000 2 7.3
<2114> フジ日本 50000 9.5 2100 6 8.1
<6881> キョウデン 50600 11.6 5700 3 6.1
<8893> 新日建物 50700 6.3 1610 2 6.0
<6023> ダイハツデ 51200 27.7 3200 2 6.5
<7461> キムラ 53500 3.9 2330 5 6.6
<7315> ＩＪＴＴ 53600 17.7 5000 2 8.1
<9171> 栗林船 58000 297 2500 2 4.2
<9845> パーカー 60100 14.2 3500 2 7.2
<6488> ヨシタケ 70300 5.8 1430 2 8.8
<2903> シノブフズ 71400 0.6 1550 2 8.1
<2344> 平安レイ 73900 5.5 1441 2 9.5
<5984> 兼房 79500 7.8 2070 2 7.7
<9913> 日邦産業 80700 20.2 1710 2 6.1
<6658> シライ電子 82600 62.6 2400 2 6.0
<3277> サンセイラン 83000 1.7 1305 3 8.2
<9696> ウィザス 83100 2.4 2300 2 5.7
<4360> ＭＣＰｓ 83300 35.1 1190 5 7.0
<7435> ナ・デックス 92200 14.9 1615 2 8.0
<9268> オプティマス 92200 0.9 3100 3 5.4
<5071> ヴィス 96500 24.3 1258 2 9.4
<3955> イムラ 97400 28.2 2000 5 6.7
<9753> ＩＸナレッジ 97600 21.0 1492 3 9.4
<9791> ビケンテクノ 100000 4.4 2100 2 5.8
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
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