伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月5日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが反落した流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
最近の上昇が3月9日の高値2万8734円を超えられずに終息するなら、本日の反落をきっかけにして、戻り高値をつける作業へ入ると考えられます。
その場合、2万7500円前後で横ばいに推移した2月のように、目先は2万8000円前後で横ばいの動きになるか、いったん大きく下げる動きになるかのどちらかの展開が考えられます。
前者の場合、本日は寄り付き後、下値を試す動きを経過して、2万8000円前後で下値を支えられる動きになる公算です。
後者の場合、寄り付き後、すぐに下降を開始して、2万8000円以下へ下げる動きになると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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