「自動運転車」が19位にランク、レベル4の公道走行解禁で関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動運転車」が19位となっている。
今月1日に道路交通法の改正が施行されたことに伴い、特定の条件のもとでのドライバーがいない自動運転「レベル4」の公道走行が解禁された。自動運転は交通事故の削減や渋滞の緩和に有効な技術であるほか、過疎地域など地方における公共交通機関での活用が期待されている。
経済産業省と国土交通省は3月31日、福井県永平寺町での実証実験で使用される車両について、国内で初めてレベル4として認可したことを明らかにした。認可を受けた自動運行装置の名称は「ZEN drive Pilot Level4」で、車両が電磁誘導線上にあることや、悪天候でないことなど、国交省が付与した特定条件(走行環境条件)の範囲内で自動運行を行うもの。開発には産業技術総合研究所(東京都千代田区)、ソリトンシステムズ<3040>、三菱電機<6503>、ヤマハ発動機<7272>が携わった。
このほかの関連銘柄としては、自動運転/先進安全向けシミュレーション技術による開発支援を行うヴィッツ<4440>、道路に塗装することでLiDAR(レーザー光を照射して、その反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形などを計測する技術)の認識を可能にする「ターゲットラインペイント」を手掛ける日本ペイントホールディングス<4612>、自動運転を支える高精度3次元地図データ作製で強みを持つアイサンテクノロジー<4667>などが挙げられる。