「核融合発電」がランキング10位、政府の戦略策定で再注目場面に<注目テーマ>

特集
2023年4月18日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  カジノ関連

2  インバウンド

3  大阪万博

4  人工知能

5  水素

6  総合商社

7  パワー半導体

8  チャトボット

9  2023年のIPO

10  核融合発電

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「核融合発電」が10位にランクインしている。

核融合発電とは原子核同士を合体させる際に生じるエネルギーを使って発電する技術。低コストで膨大なエネルギーを得ることが可能なほか、化石燃料を燃やす手段とは異なり、地球温暖化で問題視される二酸化炭素(CO2)を発生させないというメリットもある。ただ、実用化に向けたハードルは高く、同技術が社会に貢献できるのは早くても2030年以降との見方も強い。

日本では政府主導で同技術を国策として後押しする動きが強まっている。マーケットではレーザー核融合への関心が高いが、その他にもいくつかの方式があり、真空容器に重水素などの核融合燃料を閉じ込めて加熱する「トカマク方式」なども注目されている。そうしたなか、内閣府の核融合戦略有識者会議は2月末に、核融合発電の技術実証の早期実現を目指す戦略案をまとめたことが伝えられている。また、直近では前週末14日に高市早苗科学技術相が、核融合発電・量子技術の戦略を策定したことを発表した。政府は核融合に関するスタートアップの研究開発支援及び官民での協議体を設け、同分野の深耕に前向きな姿勢を明示している。

株式市場でも折に触れ関連株が動意をみせるが、代表的な銘柄としては助川電気工業<7711>が挙げられる。このほか、浜松ホトニクス<6965>、神島化学工業<4026>、東邦金属<5781>、マイクロ波化学<9227>なども同関連の一角として注目されやすい。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.