東京株式(前引け)=300円高、半導体関連株へ買い続く
26日前引けの日経平均株価は前日比300円47銭高の3万1101円60銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億7402万株、売買代金は1兆7074億円。値上がり銘柄数は774、値下がり銘柄数は955、変わらずは104銘柄だった。
日経平均株価は大幅続伸。前日の米国市場でNYダウは5日続落したが、エヌビディア<NVDA>の急騰で半導体株などが買われ、ナスダック指数は上昇した。この流れを受けた東京市場でも半導体関連株を中心に値を上げ、日経平均株価は22日につけた1990年7月以来の高値(3万1086円)を上回って前場の取引を終えた。為替は1ドル=139円80銭前後の円安に振れている。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>といった半導体関連株が高く、ルネサスエレクトロニクス<6723>やSCREENホールディングス<7735>、ソシオネクスト<6526>も買われた。オリエンタルランド<4661>や三菱重工業<7011>、任天堂<7974>もしっかり。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が安く、日本電信電話<9432>や日本製鉄<5401>が軟調だった。