10万円以下で買える、増収増益&低PBR 31社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では759社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる31社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは26日現在)
26日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<9980> MRKHLD 10900 3.4 20200 3.0 880 0.77
<8737> あかつき本社 32800 6.8 42000 57.9 2300 0.71
<3159> 丸善CHI 34900 2.6 167000 11.1 3400 0.72
<1827> ナカノフドー 37300 4.8 120000 8.5 3400 0.35
<6994> 指月電 46900 1.8 26600 22.6 1500 0.61
<4409> 東邦化 49600 0.3 55500 35.7 1600 0.59
<8289> オリンピック 52800 3.3 95000 1182 2000 0.46
<3553> 共和レ 53000 3.7 47500 69.2 1000 0.38
<4231> タイガポリ 53900 5.6 47800 23.1 2300 0.31
<8018> 三共興 55600 7.9 21000 3.0 3000 0.56
<8118> キング 58100 8.5 9140 5.4 1190 0.45
<8844> コスモスイニ 58400 1.3 125000 2.9 4600 0.48
<6927> ヘリオスTH 58500 27.7 10200 52.4 750 0.71
<2009> 鳥越粉 61700 13.7 27750 2.9 1540 0.43
<8772> アサックス 61900 7.9 6671 7.2 4607 0.47
<9307> 杉村倉 64000 3.3 10900 12.8 1170 0.69
<7871> フクビ 64800 2.9 40730 0.9 1920 0.38
<6312> フロイント 66200 1.7 20000 16.3 650 0.79
<5951> ダイニチ工業 69000 3.7 22000 2.6 1700 0.43
<7885> タカノ 72600 12.4 25900 26.9 1400 0.36
<6489> 前沢工業 72700 6.1 32800 4.3 3300 0.56
<6488> ヨシタケ 73400 11.7 8400 13.6 1500 0.65
<4113> 田岡化 76100 6.1 32000 53.2 700 0.66
<6382> トリニ工 81000 18.8 34500 42.8 2100 0.48
<6848> 東亜DKK 81800 7.0 17700 2.8 1780 0.80
<7523> アールビバン 84700 2.6 11000 0.9 2120 0.60
<1965> テクノ菱和 91200 14.7 70000 4.0 3700 0.46
<5388> クニミネ 92600 9.0 16700 31.1 1800 0.56
<1967> ヤマト 94400 9.9 49000 22.1 3430 0.69
<9369> キユソ流通 97400 1.9 183000 8.9 3550 0.60
<2415> ヒューマン 98400 6.0 97053 4.6 2632 0.73
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース