明日の為替相場見通し=FOMCに視線集中
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心は集中しそうだ。予想レンジは1ドル=139円20~140円80銭。
FOMCでは政策金利の据え置きが有力視されている。ただ、賃上げを背景にしたインフレ圧力はなお強いとみられており次回の7月FOMCでは再び利上げが行われるとの見方が増えている。このなか、今晩のFOMCで同時に公表される政策金利見通し(ドットチャート)やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言などが高い関心を集めている。ドル円相場は、足もとでは140円台へややドル高・円安基調となっており、この流れが続くかが注目されている。