東京株式(前引け)=続落、欧州株安受け売り優勢の地合い

市況
2023年6月20日 11時49分

20日前引けの日経平均株価は前営業日比208円48銭安の3万3161円94銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は6億8278万株、売買代金概算は2兆693億円。値上がり銘柄数は420、対して値下がり銘柄数は1349、変わらずは65銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が奴隷解放記念日の祝日に伴い休場だったことで手掛かり材料難が意識されたが、欧州では主要国の株価指数が総じて軟調だったことから、買い手控えムードの強い地合いとなった。中国経済の減速懸念も上値を重くしている。個別では総合商社株が人気を集めたが、買い一巡後は伸び悩む展開に。また、半導体の主力銘柄は高安まちまちとなっている。値下がり銘柄数は1300を上回り全体の約74%を占めた。売買代金は前引け段階で2兆円を上回るなど高水準に膨らんだ。

個別ではソシオネクスト<6526>が大幅高。三菱商事<8058>、丸紅<8002>など総合商社株が買われたほか、ANYCOLOR<5032>も物色人気。また、さくらインターネット<3778>は投資資金が集中し値上がり率で群を抜いている。図研<6947>、力の源ホールディングス<3561>なども値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>が冴えず、トヨタ自動車<7203>もやや売りに押される展開。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、東京海上ホールディングス<8766>の下げが目立った。ニーズウェル<3992>が大きく利食われたほか、マネジメントソリューションズ<7033>も反落となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.