伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月21日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、昨日の始値3万3269円以下から始まる公算です。
本日寄り付きでの下放れは、6月19日の高値3万3772円が戻り高値となって、現在が下値を試す流れへ入っている可能性を示す動きです。
価格が下げる場合、上値の重さを確認した後の下げ場面となるため、下げ幅の大きな動きになると考えられます。
本日は、寄り付き値で弱さを示唆する動きになるとみられますが、価格が下げないなら、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、現状での下げにくさを示す動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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