個人投資家・有限亭玉介:人気化のAI・パワー半導体関連の中で注目中の銘柄とは?【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2023年6月24日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2023年6月19日12時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

AI関連の中でも一時的な動意で落ち着いてきた銘柄と、長期で物色されている銘柄に分かれてきたようです。やはり好業績の銘柄は、投資家から好感されているように見えますねぇ。まだまだAIは発展途上ですので、これからが楽しみです。

AIが発展するのなら、それを支える次世代半導体へのニーズも高まる事になるでしょう。世界中の投資家が日本の株式市場で優良銘柄がどこに潜んでいるのか血眼で探しておりますよ。5月下旬には、日米共同声明として次世代半導体の開発へ向けたロードマップを策定する方針も好感されました。

さらに6月16日にも、経済産業省が蓄電池や半導体の生産に携わる企業の設備投資や技術開発への支援を発表しております。海外投資家からの資金流入が拡大している中で、政府からの支援は海外投資家にもわかりやすいメッセージとして伝わるはずです。日本経済の復活は、製造業から始まるかもしれませんな。

日本の製造業の素晴らしい点は、素材から最終製品まで高度な技術力を持つ企業が多い事です。様々な加工技術や材料が必要とされる半導体の製造工程において、日本企業の総合力の高さを海外投資家は評価し始めるのではないでしょうか。さて、アベノミクスの再来を匂わせる相場で、今回は業績面でも注目したい銘柄をチェックして参ります。

将棋から金融分野まで幅広くAI事業を展開しているHEROZ<4382>は、生成AI関連として注目度は高い模様です。6月9日の決算発表が好感されると、窓を開け動意しました。決算後もどこまで下値を切り上げるか監視を強めております。

こちらも6月9日に好決算を発表したシーイーシー<9692>は、製造業向けのICT投資が堅調に推移して予想を上振れて上方修正となりました。チャート(日足)も窓を開け年初来高値を更新しており、DX案件などの受注拡大により24年1月期がどうなるか注視です。

じわじわと鮮やかな上昇トレンドを形成している内田洋行<8057>は、6月5日の決算もしっかりと増益着地しております。大企業のオフィス構築案件及びソフトウェアの受注が拡大した事や、中小企業のICT需要が業績寄与したとの事。決算後は年初来高値を更新するも、PBRは1倍付近ですので割安にも思えますな。

AIによるビッグデータ解析などを手掛けるユーザローカル<3984>は、6月上旬からAI関連として買われております。当配信でも2月に「ChatGPT関連」としていち早くご紹介したつもりでしたが、その後もAI及びDX関連、そして好調な業績も相まって人気化しているようですね。

半導体用シリコンウェーハで高シェアを誇るサムコ<6387>は、パワー半導体関連としても思惑があります。2024年以降にデータセンターや車載向けの需要が拡大していく事が予想され、チャートも上値を追う展開になっておりますな。引き続きこちらも注目株としております。

最後もパワー半導体関連からタカトリ<6338>です。同社は昨年秋から大口受注を発表する度に動意しておりましたなぁ。直近の株価は最高値よりは調整しますが、23年9月期は過去最高益予想で24年9月期がどうなるか気になるところです。昨年11月に付けた9760円を上回れるか、注視したいですねぇ。目先は一目均衡表(週足)の雲を上抜いてこれるか監視中です。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.