「自動車部材・部品」が8位にランクイン、低PBR銘柄の宝庫<注目テーマ>

特集
2023年7月4日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  人工知能

3  生成AI

4  全固体電池

5  半導体製造装置

6  インバウンド

7  2023年のIPO

8  自動車部材・部品

9  グローバルニッチ

10  円高メリット

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動車部材・部品」が8位にランクインしている。

半導体不足による自動車の減産も峠を越え、自動車生産回復に向けた道筋が見える兆しが出ている。そうしたなか、エンジンやブレーキ、シートやボディ、照明用ライトといった自動車の部材や部品を製造するメーカーの収益環境も改善の方向が読める。また、世界的な電気自動車(EV)市場の拡大を背景に、トヨタ自動車<7203>をはじめ大手自動車メーカーは電動車戦略に力を注いでいる。自動車部品メーカーも、これに歩調を合わせ経営戦略のEVシフトに動いており、今後再編の動きも絡め自動車部品セクターはマーケットの関心を一段と集める可能性が高まっている。

また、自動車部品セクターはPBRが非常に割安な水準に放置されている銘柄が多いのも特徴だ。PBR1倍台を大きく下回る銘柄については、東証のプライム・スタンダード上場企業に対する低PBR改善要請の動きが株価を強く刺激している。年初から株価を大化けさせた銘柄としては、例えば駆動系部品を手掛けるGMB<7214>が挙げられる。同社の株価は年初に700円近辺に位置していたが、6月12日に3350円の上場来高値を形成した実績がある。このほか、トヨタ系の大豊工業<6470>やホンダ系のエフテック<7212>なども大きく水準を切り上げたが、これらの銘柄に共通しているのは、PBRが0.5倍以下という際立って低い位置にあることだ。

これ以外では、ミクニ<7247>、愛三工業<7283>、IJTT<7315>、太平洋工業<7250>、ユニバンス<7254>、アイシン<7259>、エクセディ<7278>、ヨロズ<7294>など数多くの低PBR銘柄が自動車部品セクターに集中している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.