株価指数先物【昼】 売り一巡後のショートカバーもプラスに転じられず

市況
2023年7月7日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比120円安の3万2610円(-0.36%)前後で推移。寄り付きは3万2340円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2450円)を下回り、売り先行で始まった。その後3万2300円を安値に買い戻しの流れが強まり、中盤にかけて3万2700円まで下落幅を縮めた。ただし、プラスに転じることはできず、終盤にかけては3万2520円~3万2620円辺りでの保ち合いを継続。

日経225先物はボリンジャーバンドの-1σまでの調整を経て、買い戻しが入っているほか、押し目待ち狙いのロングも若干入っていると考えられる。ただし、積極的なリバウンド狙いとはならず、戻りの鈍さが意識される場面では、短期筋のショートが入りやすいだろう。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.38倍に低下した。一時14.34倍まで低下しており、ボリンジャーバンドの-2σを挟んでの推移を見せている。指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]やファーストリテイリング <9983> [東証P]がプラス圏で推移しているものの、方向性としてはNTショートが入りやすい。

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