【今週読まれた記事】長期上昇相場を見据え“スペシャリスト”に照準
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は7月8日から14日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
5・6月の猛烈な騰勢から一転、7月入りと同時に下落基調を明確にしている日経平均株価。今週はもみ合いとなり、前週末比2円高の3万2391円で取引を終了しました。ただし、これは長期上昇相場の“踊り場”に過ぎないという見方が大勢のようです。<相場観特集>で見通しを伺った東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏は、日本株市場のカギを握る海外投資家の動向について「日本株実需買いの動きは小休止しても終わりではなく、まして継続的に売りに転換するようなことはないと考えている」と述べ、「向こう1ヵ月で見た場合は切り返しに転じ、7月初旬につけた年初来高値3万3753円を上抜く可能性もある」と予想しています。
大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 危機に強い"強靭銘柄"への投資で活路を開く!」の北浜氏は、日経平均の昨年末から年初来高値までの上昇幅が7678円にもなっていることを指摘。「もし、残りの後半相場で同じ程度上昇すると、バブル期の最高値3万8915円を年内に超えてしまうことになる」と、スピード調整は当然として「危機に強い『強靱銘柄』への投資」を勧めています。この記事は今週も多くの方に読まれ、アクセスランキング8位となりました。
相場コラムでは「日本市場の猛反騰劇は始まったばかりだ」と、欧米に比べ相対的な優位性があると論じた「【杉村富生の短期相場観測】 ─今夏の物色テーマ&活躍株を探る!(2)」も人気となり9位にランクイン。そのほか以下のすべての記事が上位ランキング入りしています。
【村瀬智一が斬る!深層マーケット】パッシブ型ETFの決算通過による需給改善に期待
大塚竜太氏【軟調地合い続く7月相場、株高戦線異状あり?】(1) <相場観特集>
田部井美彦氏【軟調地合い続く7月相場、株高戦線異状あり?】(2) <相場観特集>
全体相場が一時的に勢いを落としていても、実体経済の強さは失われていません。競争力を有する企業には更なる成長のチャンスが訪れており、15兆円にのぼると言われる個人投資家の待機資金が新たな出世株を探しています。「グローバルニッチトップ激騰のDNA、『天下無双の10銘柄』を追え <株探トップ特集>」は、世界的にも他の追随を許さないニッチ商品で市場を独占するスペシャリスト企業「グローバルニッチトップ」を厳選して紹介。圧倒的な支持を受けランキング首位に輝きました。
2位には、人口増による急速な経済発展と西側企業の“脱中国”の流れによって世界中の投資マネーが集まる「インド」に関連する銘柄をピックアップした「動き出す“世界の新工場”、インド経済躍進で『マッハ上昇7銘柄』選抜 <株探トップ特集>」がランクイン。米中対立が深まるなか「インド関連」は今後も話題を呼びそうです。
投資テーマ関連ではそのほか、日銀の金融政策転換の思惑でにわかに注目される「地銀株」について解説した「買いの好機!『優良地銀株』攻略の夏、カギ握る日銀のYCC修正観測 <株探トップ特集>」が11位を獲得。以下の記事も上位入りとなりました。
企業価値向上へ華麗なるゲームチェンジ、「女性活躍」関連株に瞠目の時 <株探トップ特集>
「アパレル関連」は好決算目白押し、オケージョン需要で商機到来へ <株探トップ特集>
スクリーニング記事では、12月期決算企業の23年12月期上期(1-6月期)決算発表を前に、第1四半期の業績が好調で上期計画に対する進捗率が高い銘柄にスポットを当てた「上方修正“先回り”、23年6月上期【業績上振れ】候補 31社選出 <成長株特集>」がトップ10入り。“通期計画”に対する進捗率をもとにリストアップした「上方修正“先回り”、23年12月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕31社選出 <成長株特集>」も上位ランキング入りとなりました。
また、先週配信した「配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第3弾〕31社選出 <成長株特集>」は今週も15位と、2週連続で上位入りとなっています。<割安株特集>では「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 7月12日版」が13位と高い人気を誇るほか、「10万円以下で買える」シリーズもよく読まれ上位入りしています。
10万円以下で買える、増収増益&低PBR 24社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、増収増益&低PBR 29社【スタンダード】編 <割安株特集>
株探プレミアム専用コラムは、今週3記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第116回、「イメージは安定、実はボラ高、『内需・ディフェンシブ』株に本領発揮の気配」。大川氏は現在の日本株市場が手掛かりなく乱高下を繰り返している状況は、米国の金融引き締めと景気悪化懸念による“円相場の不安定さ”にあると指摘しています。今回は波打つ足元の投資環境で高いパフォーマンスを発揮している“高ボラ”銘柄に焦点を定め、過去の投資パフォーマンスや“外需株”と“内需株”の銘柄群と組み合わせた投資効果を計測しました。驚きの分析結果から導き出した該当銘柄は3ページ目にリストとして掲載。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
2記事目は“明日を塗り替える成長企業”を発掘する「日経CNBC×株探」コラボ企画の第10回「サンクゼール、手作りの味とこだわり素材をSPA~食『再発見』をプロデュース」。本社を長野県に置くサンクゼール<2937>は郷土や地方の素材の価値・魅力を従来とは違う形で引き出し、商品化したものを自社ブランド「久世福商店」で提供。2024年3月期も2ケタ増収を計画、3年連続で過去最高益を見込む同社の独自の事業モデルと競争力の源泉を明らかにします。
そのほか、3月15日から4月2日まで行った「個人投資家大調査-2023」のアンケート結果を分析した「上級者・勝つ人は ココが違う!~個人投資家大調査-2023年~」、今週も個人投資家への取材を基にした“ケーススタディ編”を配信しました。
NTT<9432>上場時の1987年から投資を始めた大ベテラン“リンゴの木さん”(ハンドルネーム)が登場する「退職後に4年で資産3倍の億超え、決め手は『高配当&優良株』のドン底狙い」では、ゆったり&マイペースで“億り人”達成までの歩みに注目。日本を代表する優良企業への投資を着実に行ってきた“リンゴの木さん”の銘柄選別のポイントと、大ヤラレを教訓に編み出した3つの投資ポイントについて紹介します。
日々多くの発表が行われる中、重要な発表を見逃さないための定番人気記事「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」。先週末から今週にかけて配信した記事は以下の通りです。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月7日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月10日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月11日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月12日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月13日発表分)
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