「半導体」がランキング首位、米国ではSOX指数が新値街道をまい進中<注目テーマ>

特集
2023年7月18日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  グローバルニッチ

3  円高メリット

4  人工知能

5  半導体製造装置

6  デジタルトランスフォーメーション

7  2023年のIPO

8  地方銀行

9  生成AI

10  インバウンド

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が首位に輝いている。

ここ米国株市場では半導体関連株の復権が著しい。前日はエヌビディア<NVDA>が反発したほか、インテル<INTC>が大陽線で3.7%高に買われるなど戻り足を強め、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も年初来高値を更新した。東京市場でも半導体関連株は出遅れ修正狙いの買いが活発化している。

半導体市況は用途先によって跛行色が強く、スマートフォンやパソコン向けのメモリーは依然在庫調整圧力が残っているものの、一方で生成AI市場の急拡大を背景にサーバーやネットワーク機器向けの半導体需要は旺盛を極めている。特にエヌビディアが断トツの世界シェアを握る画像処理半導体(GPU)は、生成AI関連の需要が爆発的に伸びて生産が間に合わず、払底状態にあるという。東京市場ではアドバンテスト<6857>やディスコ<6146>など後工程で圧倒的な商品競争力を誇る半導体製造装置メーカーに、この恩恵が及んでいる。

関連銘柄としては上記2銘柄のほか、国内トップで世界でも屈指の東京エレクトロン<8035>や、マスクブランクス検査装置でグローバルニッチトップの座にあるレーザーテック<6920>、ウエハー洗浄装置で群を抜くSCREENホールディングス<7735>などの大手製造装置メーカーが注目され、シリコンウエハーのツートップである信越化学工業<4063>とSUMCO<3436>、車載用マイコン首位のルネサスエレクトロニクス<6723>、ICリードフレーム大手の三井ハイテック<6966>なども存在感を示す。更にSoC(システム・オン・チップ)の設計・開発で注目の的となっているのがソシオネクスト<6526>で、上位株主3社の全株売却により株価は波乱展開を余儀なくされたが、海外機関投資家20社超といわれる同社株の引き取り先に思惑が錯綜している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.