「生成AI」が7位にランク、米メタの次世代LLM発表などが刺激に<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「生成AI」が7位となっている。
米メタ・プラットフォームズ<META>は18日、次世代の大規模言語モデル(LLM)「Llama2」を発表した。同社は米マイクロソフト<MSFT>を優先パートナーに位置づけ、マイクロソフトのクラウドサービス「Azure」を使って企業向けに提供するという。
LLMとは大量のテキストデータを学習して構成された人工知能(AI)モデルのことで、従来の言語処理技術とは一線を画し、高精度にテキストの内容をとらえ、質問に答えたりすることができる。LLMを基盤とする生成AIの注目度は依然として高く、直近ではNEC<6701>が顧客にあわせてカスタマイズ可能な生成AIを開発し、LLMのライセンスから日本市場のニーズにあわせた専用ハードウェア、ソフトウェア、コンサルティングサービスなどを提供する「NEC Generative AI Service」の提供を順次開始すると発表した。
また、Ridge-i<5572>は国産の生成AI・LLMの開発を開始したと発表。クラウド提供事業者のさくらインターネット<3778>の環境下で生成AIを構築し、企業や官公庁が安心して利用できる目的特化型のLLMの提供を目指すとしている。このほか、ELEMENTS<5246>が生成AI事業に参入し、第1弾としてファッションEC企業向けにEC商品画像の生成サービスのアルファ版の提供を開始することを明らかにしている。