★本日の【イチオシ決算】 サンウェルズ、八洲電機、群栄化 (9月20日)

注目
2023年9月20日 19時06分

1)本日(9月20日)引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【サンウェルズ <9229> [東証G]】 ★今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

◆24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の23.3億円→27.3億円に17.5%上方修正。増益率が2.0倍→2.4倍に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」の既存施設、新規施設ともに業績が想定を上回る水準で推移していることが要因。新型コロナウイルス感染症の影響が軽減していることもプラスに働く。

業績好調に伴い、年間配当を従来計画の10円→12円(前期は1→3の株式分割前で26円)に増額修正した。

併せて、中期経営計画を見直し、最終年度26年3月期の営業利益目標を従来の59.9億円→73.6億円に引き上げる。

●サプライズな決算発表・業績修正

八洲電機 <3153> [東証P]  ★今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→34億円に13.3%上方修正。増益率が2.4%増→16.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。プラント事業を中心に老朽設備の維持・保全などの大型工事案件が好調に推移し、付加価値の高いエンジニアリング案件に注力したことで採算が想定より上向く。

群栄化 <4229> [東証P]  ★上期経常を55%上方修正、通期も増額

◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11億円→17億円に54.5%上方修正。ディスプレイ向け樹脂や倉庫などの非住宅向け断熱材用樹脂が堅調に推移する中、原材料価格高騰分の価格転嫁と在外子会社の利益改善を進めたことが奏功した。

併せて、通期の同利益も従来予想の21億円→26億円に23.8%上方修正。増益率が8.3%増→34.1%増に拡大する見通しとなった。

神奈交 <9081> [東証P]  ★上期経常を一転34%増益に上方修正

◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の20.6億円→36.5億円に77.2%上方修正。従来の24.3%減益予想から一転して34.2%増益見通しとなった。旅客自動車事業で定期券利用を中心に旅客需要が想定を上回ったことに加え、自動車販売事業において商用車の車両整備台数が増加したことなどが上振れの要因。

2)9月21日の決算発表銘柄(予定)

該当銘柄はございません。

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.