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億り人街道への扉を開いてくれた「あなたがやるべき事」

特集
2023年9月21日 10時40分

目指せ億り人、頑張り投資家さんの稼ぎ技 よっしーさんの場合-最終回

登場する銘柄
マーケットエンタ<3135>、レーサム<8890>

編集・構成/真弓重孝、取材/高山英聖(株探編集部)

【タイトル】よっしーさん(30代・男性・兼業投資家)のプロフィール:
2015年に元手300万円から株式投資を始めて、23年までの9年間で20倍の6000万円に膨らましている。主な投資手法は、キャピタルゲイン狙いの中長期グロース戦略。億トレとの出会いから得たさまざまな学びを、自身の投資に生かしている。画像は、神奈川県・葉山エリアの海の景色。日常を離れて心身を癒やしたいときに訪れるお気に入りのスポットだと言う。「株探-個人投資家大調査-2023春」の回答者で、投資スタイルは「グロース重視」、日本株投資の腕前は「上級者」となる。

第1回記事「『人の振り』を気にしなくなったら資産が急伸、6年で30倍に」を読む

今回登場中のよっしーさん(ハンドルネーム)に「億り人コース」への扉を開いてくれたのは、ある億り人からのアドバイスだった。

そのアドバイスを聞くまでは、「幼虫」の段階だったよっしーさんは、それを機に「さなぎ」と化して自分の殻を打ち破るべく雌伏の時期を過ごす。その間に資産は4倍に増え、実力をつけて成虫となった今は資産を7.5倍に増やし、億り人も視界に入ってきた(下の図)。

最終回は、幼虫だったよっしーさんを、さなぎに変えて成虫になるきっかけを与えたアドバイスについて見ていく。

■成長の主な過程

【タイトル】

幼虫期は、億り人のやり方を吸収

投資家として幼虫の段階だった最初の約1年半は、自分探しの時期だった。この時に、本人が取り組んでいたのが、億り人と呼ばれるすごい投資家とのリアルでの接点を増やし、彼らの投資手法を貪欲に吸収していくことだった。

リアルの出会いにこだわったのは、独学で上達していくことにハードルの高さを感じたからだ。最初は投資本を読みながら自分なりに試してみたが、要領をつかめなかった。割安狙いが良いのではないかと、なんとなくPER(株価収益率)が低い銘柄を買ったが、当然のように成果はでなかった。

その状況を打開するべく投資家向け勉強会に参加しているうちに、何人かの億り人と出会うことができた。様々な人の投資法を聞いては試してみるの繰り返す日々を送っていた。

いくつもの投資手法を聞くことで、自分に合ったスタイルが見つかると思っていたが、結果的には方向性が定まらずに右往左往する状況に陥り、元手の300万円は210万円に減少させる始末となってしまった。

きっかけは、ある億り人に教えてもらった「あなたがやるべき事」

そんなよっしーさんに転機が訪れたのが、2017年3月だ。投資家向けの大型セミナーで、ある億り人から声をかけられた。

本人の記憶では、その人は最大で5億円ほどの日本株資産を築いていたベテランの投資家だった。その人に、いつものように投資のコツを聞くと、返ってきた言葉によっしーさんははっとさせられた。

※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。

次ページ 億り人から聞いて、はっとさせられた事とは

 

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