話題株ピックアップ【夕刊】(3):キッズバイオ、fonfun、オーテック

注目
2023年9月26日 15時16分

■キッズウェル・バイオ <4584>  219円  +50 円 (+29.6%) ストップ高   本日終値

キッズウェル・バイオ<4584>がストップ高。25日の取引終了後、持田製薬<4534>と共同開発を進めてきたがん治療領域のバイオ後続品(バイオシミラー)について、持田薬が25日付で厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表。これを手掛かりに買われた。今回承認を取得した製品は、キッズバイオのバイオシミラー事業における4番目の上市製品になるという。

■fonfun <2323>  676円  +89 円 (+15.2%)  本日終値

fonfun<2323>が4日ぶり大幅反発、7月26日の年初来高値638円を一気に上抜く集中人気となった。法人向けにスマートフォンでのパソコンメール対応を可能とするリモートメールを主力展開するが、ショートメールを活用した販促ツールにも傾注し収益に貢献している。25日取引終了後、26年3月期を最終年度とした新中期経営計画「プロジェクトフェニックス」を策定したことを発表、26年3月期の数値目標として売上高20億円、EBITDA4億円を掲げており、これを材料視する買いを呼び込んだ。時価総額20億円と小型で上値の軽さが着目されているが、短期値幅取り狙いの資金が主体で値動きは荒くなっている。

■オーテック <1736>  3,130円  +370 円 (+13.4%) 一時ストップ高   本日終値

オーテック<1736>が3連騰。25日の取引終了後、24年3月期の期末一括配当予想を90円から113円(前期85円)に増額修正したことが好感された。配当方針を変更し、DOE(株主資本配当率)3.2%以上の配当を目指すとしたことが要因としている。

■大光 <3160>  744円  +77 円 (+11.5%)  本日終値

大光<3160>が急反騰し年初来高値を更新。25日の取引終了後、24年5月期の連結業績予想について、営業利益を8億2000万円から13億5000万円(前期比77.1%増)へ、純利益を5億5000万円から9億円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感された。中国による日本産水産物の輸入停止措置を受けて、中国向け輸出販売の見通しが不透明となったものの、外食産業を取り巻く環境の改善に伴い業務用食品の卸売業を行う外商事業や小売業を行うアミカ事業は順調に推移しており、売上高は従来予想の703億円(同8.4%増)を据え置いた。一方、食品価格の値上げに対応し販売価格への転嫁を進めるとともに、業務効率化による人件費の抑制や物流費などの経費抑制に取り組み、外商事業及びアミカ事業の収益性が向上していることが利益を押し上げるとしている。なお、同時に発表した第1四半期(6~8月)決算は、売上高165億9000万円(前年同期比10.0%増)、営業利益3億100万円(前年同期500万円)、純利益2億100万円(同400万円)だった。

■ソーシャルワイヤー <3929>  326円  +28 円 (+9.4%)  本日終値

ソーシャルワイヤー<3929>が急動意。同社はこの日、運営するプレスリリース配信サービス「@Press」とニュース発信プラットフォーム「NEWSCAST」で、すべての配信リリースを対象に「動画生成機能」を標準機能(追加費用等なし)として提供開始したと発表。これが買い材料視された。今回提供を始めた動画生成機能は、プレスリリースの内容(タイトルや文章、画像)をもとに15~30秒程度の短尺動画(自動選定された音源を組み合わせたもの)を自動的に生成するというもの。同機能は、メタデータから自動的にショート動画を生成する自社開発機能「8beat API」をAPI導入することで実現しており、今後これをコンテンツメディアなどへ提供していく予定としている。

■ラサ商事 <3023>  1,753円  +136 円 (+8.4%)  本日終値

ラサ商事<3023>が続急伸し上場来高値を更新。25日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を130億円から134億円(前年同期比1.1%減)へ、営業利益を8億円から10億5000万円(同10.5%増)へ、純利益を6億2000万円から8億円(同19.4%増)へ上方修正したことが好感された。プラント・設備工事関連事業が想定を上回る見込みであることに加えて、産機・建機関連事業及び環境設備関連事業において、採算性の高いメンテナンスなどが堅調に推移していることが要因としている。

■ウィル <3241>  454円  +33 円 (+7.8%)  本日終値

ウィル<3241>が続急伸し連日の年初来高値更新となった。25日の取引終了後、23年12月期の期末一括配当予想を16円50銭から20円へ増額修正したことが好感された。普通配当に加えて、10月1日付で創業30周年を迎えることを記念して3円50銭の記念配当を実施する。

●ストップ高銘柄

日本精蝋 <5010>  216円  +50 円 (+30.1%) ストップ高   本日終値

など、2銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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