「サイバーセキュリティ」が18位にランク、「政府端末に国産サイバー対策ソフト」報道で関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が18位となっている。
日本経済新聞電子版は9月29日、「政府は各府省庁のパソコン端末に国産のセキュリティーソフトを導入する」と報じた。報道によれば、経済安全保障の観点から日本が独自にサイバー攻撃に関する情報を収集・分析し、サイバー防衛能力を向上させる狙いがあるという。8月4日には内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が不正通信により個人情報を含むメールデータの一部が外部に流出した可能性があると発表するなど、サイバー攻撃対策は国を挙げて取り組むべき課題であり、関連銘柄の注目度が再び高まっている。
企業への攻撃も衰えることなく続いており、直近ではワコールホールディングス<3591>の英国子会社、アルプスアルパイン<6770>、マツダ<7261>、富士ソフト<9749>などが不正アクセスを受けている。
対策への重要性が改めて認識されるなか、デジタルアーツ<2326>、ソリトンシステムズ<3040>、FFRIセキュリティ<3692>、網屋<4258>、サイバーセキュリティクラウド<4493>、テリロジーホールディングス<5133>などのビジネス機会は一段と広がりそうだ。