協和キリンは7日ぶり反発、英バイオ医薬品企業を子会社化へ
協和キリン<4151>が7営業日ぶりに反発している。同社は5日取引終了後、24年3月末までに英バイオ医薬品企業のオーチャード・セラピューティクスの全株式を取得し、子会社化すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。
株式の取得金額は約573億円としているが、治療薬候補の進展に応じて最大で約707億円になる見通し。同社は自社のバイオ医薬品に対する強みと、オーチャードが持つ細胞遺伝子治療研究に関する強みをあわせることで、いまだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズを満たす医薬品の開発及び生活を変えるような価値の創出を目指すとしている。