インテリックス---1Qは2ケタ増収、主たる事業のリノヴェックスマンション販売は堅調
インテリックス<8940>は6日、2024年5月期第1四半期(23年6月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比41.6%増の104.83億円、営業損失が0.88億円(前年同期は0.41億円の損失)、経常損失が1.31億円(同1.02億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.55億円(同0.80億円の損失)となった。
リノベーション事業分野の売上高は前年同期比47.5%増の93.45億円、営業損失は0.80億円(前年同期は0.91億円の利益)となった。物件販売の売上高は、リノヴェックスマンションの販売件数及び価格の上昇により、同49.0%増の87.11億円となった。また、同事業分野における賃貸収入の売上高は、同31.4%減の0.27億円となった。そして、同事業分野におけるその他収入の売上高は、リノベーション内装事業の受注増等を反映し、同35.1%増の6.07億円となった。
ソリューション事業分野の売上高は同6.7%増の11.37億円、営業利益は同220.3%増の2.22億円となった。物件販売の売上高は、同36.7%減の4.73億円となった。また、同事業分野における賃貸収入の売上高は、同4.5%減の2.36億円となった。そして、同事業分野におけるその他収入の売上高は、ホテル事業の急回復等により同503.1%増の4.28億円の大幅増収となった。
2024年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.7%増の485.43億円、営業利益が同8.4%増の7.69億円、経常利益が同52.3%増の3.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同145.5%増の2.47億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》