レーザーテクが1000円超の上昇で4連騰、DRAM価格底入れで半導体製造装置関連に資金還流
レーザーテック<6920>が大幅高で4連騰、1000円を超える上昇で2万5000円台に乗せた。また、東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置の主力銘柄が軒並み値を上げている。前日の米国株市場では画像処理半導体のエヌビディア<NVDA>や半導体世界最大手のインテル<INTC>などをはじめ半導体セクターが買い優勢となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は25日移動平均線を上回り底入れ波動を鮮明とした。これを受けて、東京市場でも同関連株に資金が誘導されている。半導体市況の低迷が続くなかも、ここにきてDRAMスポット価格が上昇に転じるなど、底入れの兆しをみせている。これが日米ともに関連株への買い戻しを誘発している。