高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月27日版
24年3月期上期(4-9月)の決算発表が本格化している。第1四半期(4-6月)決算は、半導体不足の緩和や急速な円安を追い風に自動車関連の業績回復が顕著にみられたほか、内需では人流増加で高まる外出需要を捉えた小売りやサービス業などに増益を確保する企業が目立った。一方、足もとでは世界的なインフレによる景気後退懸念や中国経済の低迷など先行きに対する警戒が強まる中、直近の業績動向や下期の見通しにマーケットの注目が集まっている。
本特集では、本日発表された決算の中から、直近3ヵ月の23年7-9月期(第2四半期)に増収増益を達成した銘柄をリストアップした。下表は、時価総額50億円以上の銘柄を対象に、7-9月期に売上高、経常利益がともに前年同期を上回って着地した27社を選び出し、増益率の高い順に並べた。また、四半期ベースの「増収増益連続期数」、上期(4-9月)経常利益の通期計画に対する進捗割合を表す「対通期進捗率」も併せて記した。
※決算発表の集中期間(11月14日まで)は、その日に発表された決算で増収増益を達成した銘柄を、速報ベースで毎日19時ごろに配信します。
・高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月26日版
┌ 経常利益 ┐ ┌ 売上高 ┐ 増収増益 対通期 予想
コード 銘柄名 増益率 7-9月期 増収率 7-9月期 連続期数 進捗率 PER
<6391> 加地テック 1510 161 11.7 1490 1 13.7 17.3
<9708> 帝ホテル 1236 147 28.3 11766 1 46.4 53.3
<5834> SBIリーシ 252 1396 61.4 13755 1 61.2 6.2
<8698> マネックスG 167 2658 14.0 22757 3 - - *
<1946> トーエネク 96.0 3652 13.1 62555 2 54.2 9.7
<9081> 神奈交 95.3 1996 16.0 29417 2 84.1 12.4
<2002> 日清粉G 83.7 13412 9.6 218690 3 56.4 18.4
<8604> 野村 80.2 56735 89.7 1012700 2 - - *
<1930> 北陸電工 78.5 557 3.2 11465 1 13.4 11.7
<8285> 三谷産業 62.1 945 6.6 24601 1 76.3 20.0
<7175> 今村証券 60.9 354 24.1 1175 3 - -
<1972> 三晃金 43.2 1595 18.9 12956 1 44.8 7.1
<7595> アルゴグラフ 33.4 2318 26.7 13905 4 56.6 12.0
<6436> アマノ 29.2 5459 16.7 38323 10 46.5 17.9
<5906> エムケー精工 27.8 753 4.4 7620 2 69.7 7.0
<7191> イントラスト 27.7 516 43.3 2194 20 48.2 15.4
<9029> ヒガシ21 24.1 571 17.6 9698 5 52.4 9.5
<6301> コマツ 21.3 139852 8.0 923443 11 56.6 10.3 *
<1959> 九電工 15.3 9472 15.0 114375 2 41.5 12.1
<3771> システムリサ 13.5 724 7.3 5753 2 47.6 14.2
<9686> 東洋テク 8.7 251 5.7 7918 5 34.2 17.5
<9932> 杉本商 8.4 634 1.7 11216 4 43.6 11.7
<2327> NSSOL 7.3 8137 9.3 76001 5 44.2 17.0 *
<9307> 杉村倉 5.6 304 1.4 2709 2 53.2 11.2
<4347> ブロメディア 3.2 195 5.9 3305 3 49.1 11.0
<9719> SCSK 3.1 13755 8.4 117825 5 46.8 19.8 *
<4290> PI 1.1 2106 9.4 14846 10 46.8 15.0
※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。「*」は国際会計基準または米国会計基準を採用する銘柄。
※増収増益連続期数は四半期ベースの連続回数、同一会計基準内が対象。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する上期(4-9月)の進捗割合、単位は%。
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