伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月31日記)
日経平均株価は、本日の価格が下げる場合、寄り付き後の価格が上昇しても昨日の高値3万0762円を前に上値を抑えられて、寄り付き後の早い時間帯から下降を開始する公算です。
本日の下げは6月19日と9月15日の高値で作る天井型の下値目標値を目指す動きへ入っている可能性を示唆する動きになるので、下降開始後は下げが勢いづく可能性が出てきます。
現在が下値堅い場所を確認する作業の途中なら、本日は価格が下げても4日の安値3万0487円前後で下値を支えられて、昨日の終値3万0696円前後か、3万0696円以上へ値を戻す動きになると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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