旭有機材が続急伸し4000円台乗せ、管材システム好調で今期業績予想を上方修正
旭有機材<4216>が続急伸し4000円台に乗せた。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。経常利益の見通しは122億円から148億円(前期比21.9%増)に引き上げた。業況を好感した買いが集まったようだ。
売上高予想は840億円から860億円(同11.5%増)に増額。最終利益は減益予想から一転、100億円(同6.1%増)と増益を計画する。上期(4~9月)は管材システム事業が国内の大型工事案件に支えられ堅調に推移したほか、米国の半導体関連産業の設備投資に関連する需要も先取りし、業績が計画を上回って着地した。下期は半導体製造装置や半導体デバイス向けで需要が引き続き減速すると想定しつつ、労務費などの影響を加味して通期の業績予想を見直した。