ネットイヤーグループ---2Q減収なるも、成長のため投資を加速させ、サービス開発や人材の確保・育成を積極的に推進

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2023年11月1日 15時18分

ネットイヤーグループ<3622>は31日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%減の17.04億円、営業損失が0.36億円(前年同期は0.70億円の利益)、経常損失が0.36億円(同0.70億円の利益)、四半期純損失が0.27億円(同0.48億円の利益)となった。

同社は今後の事業成長に向けて、オウンドメディア領域内でのサービス提供領域を広げ、ウェブから様々なデバイスまで、デジタル・リアルを問わないマルチチャネル化を進めて行くとともに、デジタル技術を活用した新しいサービスの開発に注力する方針としている。2023年9月に、AIを活用したWebサイト構築をはじめとする「次世代型マーケティングプラットフォーム」の開発を目的として、FLUXとPoC(概念実証)の検討を開始した。また、プロダクト型ビジネスへの取り組み及びDX領域におけるケイパビリティの強化を目的として、企業向けシステムの開発基盤をクラウドサービスとして提供するHexabaseと資本提携した。同社との協業を通じ、従来のWebサイト開発事業の質と範囲を拡張し、新たな事業機会を創出するとともに、エンジニアリング領域における人材獲得、育成を目指している。

当第2四半期累計期間の業績に関しては、既存取引先においてプロジェクトの終了や規模の縮小が重なったことや、リソースの問題が受注の制約になったこと等から、売上高は前年同期比で減少している。また売上高の減少に加え、人材の確保・育成に関する費用の増加や稼働率の低下等により、営業損失となった。業績は低下する結果となっているが、今後も更に成長のための投資を加速させ、サービスの開発、人材の確保・育成に積極的に取り組んで行く方針としている。

2024年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比4.6%増の41.00億円、営業利益は同6.7%増の3.00億円、経常利益は同6.6%増の2.99億円、当期純利益は同4.4%増の2.09億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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