「ベトナム関連」が9位に浮上、日本企業が続々進出<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ベトナム関連」が9位に浮上している。
西村康稔経済産業相が今月3日、ベトナムの首都ハノイを訪問した。同国のグエン・ホン・ジエン商工大臣と会談し、サプライチェーンの強靱化やエネルギー分野などでの協力について日本とベトナム両国の取り組みを更に強化していくことを確認した。このほか、日本企業のベトナム進出を後押しすることで一致したことを日本経済新聞が伝えている。
経済成長が続くベトナムには日本企業が続々と進出している。ポーラ・オルビスホールディングス<4927>は今年4月、ベトナムの最大都市ホーチミンに初出店した。マツキヨココカラ&カンパニー<3088>はこれまで展開してきたホーチミンに続き、今年9月にハノイに店舗をオープンしている。ニトリホールディングス<9843>はベトナムへの初出店を計画していることを明らかにしている。
ベトナム関連に位置づけられる銘柄としては、自動車をはじめとする製造業や小売り関連などの大手企業が中心となる。関連中小型株ではベトナムに子会社を設立すると10月に発表したスマレジ<4431>、ベトナムで太陽光パネル製造事業を展開するAbalance<3856>、日本とベトナムに拠点を持つソフト開発会社のハイブリッドテクノロジーズ<4260>などをマークしておきたい。