伊藤園の上期営業利益は50%増で着地
伊藤園<2593>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(5~10月)連結決算を発表しており、売上高2425億2700万円(前年同期比6.7%増)、営業利益170億4600万円(同50.4%増)、純利益112億900万円(同41.5%増)となった。
緑茶ブランド「お~いお茶」シリーズで機能性表示食品を展開するなど、新商品効果もあって主力の「リーフ・ドリンク関連事業」の収益が伸長した。また、ほか、コーヒーショップの「タリーズコーヒー」など「飲食関連事業」も新商品効果や出店が寄与し好調だった。原料や資材などは上昇したが、価格改定や収益改善の取り組みが奏功し大幅増益を確保した。
なお、24年4月期通期業績予想は、売上高4500億円(前期比4.2%増)、営業利益232億円(同18.4%増)、純利益147億円(同14.1%増)の従来見通しを据え置いている。