「防災」が1位に登場、令和6年能登半島地震発生で関心度も急上昇<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防災」が1位に急上昇している。
1月1日の午後4時6分、石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震が発生した。石川県内で最大震度7が観測され、石川県のほか新潟県、富山県、福井県、岐阜県、大阪府、兵庫県などで被害が発生した。現在のところ被害の全容はまだつかめていないものの、多くの尊い命が犠牲になったほか、津波による損壊や建物の倒壊、道路の寸断などが各地で確認されており、被害の大きさがうかがい知れる。
日本では数多くの自然災害が発生しており、また近い将来には大規模地震が起きる可能性も高いとされることから、被害を最小限に抑えるための「防災」には高い関心があり、今回の震災により改めてテーマとして注目された格好だ。
とはいえ、大きな災害が発生する際ばかりではなく、普段からの防災意識が重要であることから、株式市場でも常に関心を持っていたいテーマでもある。この日の関連銘柄の動きでは、前日に急騰した反動で売られている銘柄もあるものの、大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>などの大手ゼネコンのほか、ライト工業<1926>、日特建設<1929>など特殊土木もしっかり。地盤改良のITbookホールディングス<1447>、地盤調査の地盤ネットホールディングス<6072>などは連騰している。