「インバウンド」が12位にランク、23年の訪日客数はコロナ後最多で消費額は過去最高を更新<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が12位となっている。
日本政府観光局(JNTO)が17日に発表した2023年12月の訪日外客数(推計値)は、273万4000人と新型コロナウイルス感染症が拡大する前の19年の同月比で8.2%増となった。コロナ禍以降では単月として過去最多となるとともに、12月として過去最高を記録した。また、通年では2506万6100人と前年比で6.5倍、19年比では8割程度まで回復が進んだ。
また、観光庁が同日に発表した23年10~12月の訪日外国人旅行消費額は、19年同期比37.6%増の1兆6688億円で過去最高を更新。通年でも19年比9.9%増の5兆2923億円と過去最高を更新し、政府が23年3月に決定した「観光立国推進基本計画」で掲げた目標5兆円を達成した。
通年の消費の目的別では宿泊費が最も多いことから、リゾートトラスト<4681>、ワシントンホテル<4691>、ABホテル<6565>、帝国ホテル<9708>、ロイヤルホテル<9713>、藤田観光<9722>といったホテル株に注目。また、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>の空運株、JR東日本<9020>やJR東海<9022>の鉄道株、三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>の百貨店株などもマークしておきたい。