個人投資家・有限亭玉介:生成AI、エッジAI、半導体!今年はとにかく人気テーマに絞る【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年1月21日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年1月15日14時に執筆

2023年に広く知られるようになったChatGPTを皮切りに、2024年も生成AIの進化は止まらないでしょう。例えばAIをカメラやセンサーなどのデバイス側に直接搭載し、データ収集や処理を行う「エッジAI」技術が普及すれば、あたくし達の生活はまたさらに便利になっていくのでしょうねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

1月9日~12日の日経平均は素晴らしいパフォーマンスでした。急上昇のチャンスをものにしたいと思う反面、足をすくわれるようなリスクも孕んでいる印象です。地合いが良くても決算期に向けて物色動向・トレンドが変わりやすい時期でもあるので、銘柄分析は欠かさず行うべきでしょう。

今年は各国で選挙があり、目まぐるしく変化が起こる年になると予想されます。国によってはAIを規制するような報道もありますが、スマホの顔認証などをはじめ、AIが活躍する場面は広がっていくに違いありません。

思い起こせば、昨年はとにかく大型株及び高配当利回り銘柄への物色が目立ちました。低PBR銘柄の落ち着いたチャートが、増配や自社株買いを発表後に急動意する場面も散見されましたねぇ。そのような中でグロース市場は軟調ながらも、AI関連は健闘していたように思えます。AI関連銘柄は新興の小型株が多いかもしれません。ただ、業績が伴っていないのに妙な買いが流入していたり、類まれな技術を持つ銘柄は要チェックです。今回はAI関連のテーマに絞ってご紹介して参ります。選挙期間中の演説などで、AI関連・AI半導体に言及する事があれば思惑から買われる可能性もありそうですな。

AI技術を用いた光学式文字読み取り装置(OCR)サービス「DX Suite」を提供するAIinside<4488>は、昨年10月から25日線を下値に切り上げております。需要は拡大しているようで、直近の業績は通期計画を超過し好調です。

ビッグデータ解析やAI業務支援ツールを手掛けるユーザローカル<3984>は、「自動アフターコーディングAI by ChatGPT」を無料提供するとの発表が好感されました。チャート(日足)は底を打って切り返しており、2月7日の決算発表後に変化があるか注視したいです。

前述したエッジAI関連への物色もふつふつと始まっているようですねぇ。AIソリューションを手掛けるヘッドウォータース<4011>は、大量のデータを画像解析するエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」を提供しており、同分野でソニーグループ<6758>やマクニカホールディングス<3132>との協業が材料視されている模様で、昨年7月の高値から現在は落ち着いていますが、再び高値を目指すか監視中です。また、AI搭載のサイネージ広告に定評があるニューラルグループ<4056>もエッジAI実装に強みがありますねぇ。昨年12月25日には共同通信社と資本・業務提携を発表しました。同社のチャート(日足)は保ち合いから徐々に上放れしており、2月9日が決算発表です。

プローブカードなど半導体検査器具メーカーである日本マイクロニクス<6871>は、直近で昨年来高値を更新しました。メモリー向けでは世界トップシェアを誇る同社は上方修正など業績復調が目立っており、24年12月期の決算予想がどうなるか監視中です。2月14日が決算です。

最後は画像処理モジュール主力のアバールデータ<6918>です。同社も直近で昨年来高値を更新しましたな。24年3月期の経常は過去最高益を更新する見通し。半導体ブームの再来で、どこまで下値を切り上げるか。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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