【今週読まれた記事】新NISAで注目加速! 高配当利回り株(訂正)

特集
2024年1月27日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は1月20日から26日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

日経平均株価は週明け22日に583円高の急伸となり、終値で3万6500円超えを達成。更に翌日には一時3万6984円まで駆け上がる強さを見せました。ただ、それ以降は売り買いを交錯させながら後退。結局、前週末比212円安の3万5751円と、3万6000円を下回って今週の取引を終了しました。

「急伸した後のスピード調整はチャートのセオリーであり、歓迎すべきもの」とみるのは人気相場コラム「富田隆弥の【CHART CLUB】 『調整は押し目買い、もたつき買いで対応』」の富田氏。年明けからの急激な上昇を考えれば当然の調整といえます。日本株の急伸について富田氏は「中国株を売って堅調な日本株に乗りかえる動きが強まっている」と指摘。中国では不動産バブル崩壊の影響が次第に表面化してきており、中国市場から日本への資金流入の流れは続きそうです。

海外投資家が日本株買いの勢いを強めるなか、国内投資家はどのような動きだったのでしょうか。「1月第2週の投資部門別売買動向(現物)を見て、私はひっくり返るほど驚いた」と述べるのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 長期投資に絶好の安定上昇イチオシ銘柄とは?」の北浜氏。「外国人投資が9557億円の買い越しであるのに対し、個人投資家が1兆695億円の売り越し」とのデータに驚きを表明しています。北浜氏はこのことや新NISAの動向が為替を円安方向に動かし、相場を押し上げている構図を解説。多くのアクセスを獲得し今週のランキング4位を獲得しました。

年明けから大幅に上昇し過熱感が指摘される日本株ですが、<相場観特集>で見通しを伺った第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏はやや異なる見方を示しています。「ドル建て日経平均でみると全く趣きが異なり、今月19日時点で242.7ドルと2021年2月16日につけた287.3ドルを15.5%も下回っている状況にある」と指摘。日本株売買の7割を占めるとされる海外投資家から見た日経平均にはまだ上値余地があるということになります。相場観特集では桂畑氏のほか、内藤証券 投資調査部 リサーチ・ヘッド&チーフ・ストラテジストの田部井美彦氏にも相場展望を伺いました。

相場コラムは今週もすべての記事がランキング上位入り。株探の相場コラム2枚看板のひとつ「【杉村富生の短期相場観測】 ─引き続いてテック(半導体)が反騰相場を牽引!」もトップ10入りの人気となりました。どの記事もお見逃しなく。

【植木靖男の相場展望】 ─米国利下げまでハイテク株主導が続く

桂畑誠治氏【ノンストップ株高、追撃買いか利食い優先か】(1) <相場観特集>

田部井美彦氏【ノンストップ株高、追撃買いか利食い優先か】(2) <相場観特集>

今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「配当利回り“3.5%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕36社選出 <成長株特集>」。新NISAのスタートによって流入した資金のうち、つみたて投資枠は多くが全世界株式ETFや米国株ETFに流れていますが、成長投資枠では国内の高配当利回り株も高い人気を誇っています。記事では利回りが3.5%を超える高配当株から、今期経常益が過去最高を更新する見通しの企業にスポットを当てました。第2弾となる「配当利回り“3.5%超”の【最高益】リスト〔第2弾〕32社選出 <成長株特集>」も配信からあっという間の上位ランキング入りとなりました。

高配当利回りランキングは高い人気を誇り、以下の記事もトップ20に入っています。

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 1月24日版

まだ間に合う、1月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>

そのほかスクリーニング特集は、先週配信した「利益成長【青天井】銘柄リスト〔9-11月期〕20社選出 <成長株特集>」が2週連続でランクインしたほか、「10万円以下で買える」シリーズも上位入りしています。

10万円以下で買える、大幅増益&低PER 22社【プライム】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、大幅増益&低PER 24社【スタンダード】編 <割安株特集>

ここ半導体関連株の強さが際立っています。人工知能(AI)が加速度的に発展し、様々な領域に高機能なAIが組み込まれるなか、必要とされるのは大量の半導体です。特に生成AIの開発に莫大な半導体資源が消費され、未曾有の需要を創出しています。今週のランキング2位に輝いた「いざスポットライト当たる舞台へ、成長力内包する『隠れ半導体株』 <株探トップ特集>」は、半導体を主力とはしていないものの、本業で培った技術やノウハウを生かし半導体業界に向けても事業を展開している「隠れ半導体銘柄」を特集。本業で高い存在感を示しながら、半導体の実需によって更なる業績の躍進が期待できる銘柄を挙げました。

投資テーマ関連では、1月1日の能登半島地震をきっかけに関心が急上昇した「国土強靱化」を進める建設コンサルタントを総点検した「国土強靱化カウントダウン! 奮起する『建設コンサル』関連株 <株探トップ特集>」が16位にランクイン。そのほか以下の記事が上位ランキング入りとなりました。

国際プロジェクト推進で要注目場面に、「核融合発電」関連株に熱視線 <株探トップ特集>

「医療AI」に米巨大テックが資金投下、上昇機運到来の銘柄リスト <株探トップ特集>

改正空家法施行で新局面入り、「空き家対策」関連銘柄を総点検 <株探トップ特集>

テクニカルアナリスト・横山利香さんによる投資初心者・中級者向け「株探」活用講座の第46回「新たなトレンド発生をキャッチ、レンジブレイクで『放れにつく』」が公開されました。今回はテクニカル分析で“必修”ともいえる「トレンドライン」をテーマに、発展的な内容を合わせたレッスンを用意。株価の高値・安値同士をチャート上で結んで引く「トレンドライン」はブレイクする方向に沿って強いトレンドが発生する可能性があり、テクニカル的に重要なポイントとなります。このトレンド発生のシグナルをいち早く捉えるコツを図やチャートを用いてわかりやすく解説します。

今週の「株探プレミアム」専用コラムは、レーザーテック <6920> [東証P]を特集した『Buy&Hold STORIES』の新シリーズのほか、「調査!24年の日本株戦略」のアンケート回答者への個別取材を基にしたコラムを配信。また、大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」を加え一挙7記事を配信しました。

1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」 第129回となる「祭りに乗るなら割安・高配当、トランプ再選相場は短期勝負が前回の教訓」を配信。1月15日にアイオワ州で火ぶたを切った共和党の米大統領候補の指名争いは、トランプ前大統領が圧倒的リードで勝利を収めました。今回はトランプ氏の大統領再選が現実となった際に起こり得る株式市場への影響を、過去の事例を参考に“為替”や“銘柄別の投資効果”などの視点から検証していきます。2ページ目にはトランプ氏勝利の場合に起こり得る、イベント的な需給を投資アイデアへと繋げた銘柄リストを掲載しています。非会員の方でも1ページ目がご覧いただけますので、まだお読みでない方はぜひチェックをお願いします。

2記事目は「調査!24年の日本株戦略」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」シリーズ。日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)を上回るリターンを上げた“強い勝ち組“の1人である@random_dash23さん(ハンドルネーム)を前編「あのソシオで400万円負けても、3つの『イ』戦略で日経平均に大勝ち」、後編「娘の晴れ舞台の日に見た地獄、その教訓から信用2階建ても乗りこなす技」の2回に分けて紹介。“インフラ、インフレ、インカム”の3つのキーワードに着目した銘柄選びで23年にプラス60%のパフォーマンスをつかみ取った勝ち技に迫ります。

株価の推移を確認しながら、長期的に成長を遂げてきた企業の歴史を追う『Buy&Hold STORIES』。待望の新シリーズは、10000%を超える株価上昇を達成したレーザーテックを特集します。第1章「『グローバル・ニッチNo.1』企業はこうして生まれた」では、バブル崩壊やリーマン・ショックなど金融危機や大不況のなかでも独自製品の開発に光を見出してきた同社の成功と困難に焦点を当てます。また、第2章「株価100倍、売買代金ダントツ‥No.1スター銘柄の実像」は同社の運命を変えた製品“EUVマスクブランクス欠陥検査装置”を生み出すまでの努力と現社長の“岡林理”氏の手腕にフォーカスしていきます。次回、第2章Part5“なぜ、投資家はこの銘柄に魅かれるのか レーザーテック⑤ Buy&Hold STORIES-2-”は本日13時に配信を予定しています。

第1章 「グローバル・ニッチNo.1」企業はこうして生まれた

四半世紀の助走、5年100倍高の先 レーザーテック① Buy&Hold STORIES-2-

液晶バブルで株価は急騰急落 レーザーテック② Buy&Hold STORIES-2-

夢の技術EUV、ついに製品化成功 レーザーテック③ Buy&Hold STORIES-2-

第2章 株価100倍、売買代金ダントツ‥No.1スター銘柄の実像

EUV、世界シェア独占を実現したもの レーザーテック④ Buy&Hold STORIES-2-

株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。過去25年間の業績表示、「成長性」「収益性」の表示など、強力な銘柄分析ツールを揃える株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

引け後の材料をまとめてチェックできる株探の看板記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手に使えば大いなる時短となる必見の記事です。今週もすべての記事が上位ランクインとなりました。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月19日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月22日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月23日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月24日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月25日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月22日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月23日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月24日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月25日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月26日)

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