「中国関連」が11位にランク、中国景気減速への警戒感強まる<注目テーマ>

特集
2024年2月9日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  生成AI

3  人工知能

4  半導体製造装置

5  TOPIXコア30

6  JPX日経400

7  宇宙開発関連

8  2023年のIPO

9  インバウンド

10  円高メリット

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中国関連」が11位にランクインしている。

決算発表が相次ぐなか、中国経済の減速を業績に織り込む動きが目立っている。8日に24年3月期業績予想の下方修正を発表した東レ<3402>はその理由に中国経済の減速による樹脂事業の需要低迷を挙げているほか、1月30日に24年3月期の業績予想を下方修正したアンリツ<6754>もその要因として中国市場における5Gスマートフォンの開発投資需要の停滞を挙げている。そのほかにも中国における需要減速を挙げる企業は多く、9日にはヤクルト本社<2267>中国現地法人の人員削減も報じられている。

今年に入り、中国株から日本株へのマネーシフトがメディアなどで紹介され、投資家もこうしたポジティブな面に目が向きがちだったが、決算発表により企業活動に悪い影響を及ぼしているということへの関心も強まっている。強弱材料両面から、テーマとしての「中国関連」への関心も当面続きそうだ。

この日の関連銘柄の動きでは、コマツ<6301>、日立建機<6305>がさえない動き。半面、安川電機<6506>、ニデック<6594>などはしっかりとなっている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.