富士ソフト---23年12月期は増収増益、主力のSI事業が増収・2ケタ増益

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2024年2月15日 15時31分

富士ソフト<9749>は14日、2023年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.2%増の2,988.55億円、営業利益が同13.2%増の206.84億円、経常利益が同2.4%増の196.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の118.49億円となった。

SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前期比7.3%増の2,824.18億円、営業利益は同12.7%増の189.04億円となった。組込系/制御系ソフトウェアは、モバイル系および社会インフラ系は減少したものの、自動車関連においてEV・先進分野、機械制御系において産業分野向け開発案件が好調に推移し、増収・増益となった。業務系ソフトウェアは、製造業・金融業を中心に各分野向けのインフラ構築・基幹系開発案件等が好調に推移し増収となり、営業利益は、増収および生産性の改善などにより増益となった。プロダクト・サービスは、他社ライセンス販売および、自社プロダクト販売が堅調に推移し、増収・増益となった。アウトソーシングは、海外小売業向けITサービスの減少等により減収となり、営業利益は、減収およびデータセンターにおける電力価格高騰の影響により減益となった。

ファシリティ事業の売上高は前期比9.5%増の29.06億円、営業利益は同23.9%増の10.10億円となった。テナントの増加等があった。

その他の売上高は前期比4.2%増の135.30億円、営業利益は同12.6%増の7.68億円となった。コールセンターサービス及びBPOサービスともに前年度に開始した年金関連業務が大きく寄与した。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の3,150.00億円、営業利益が同6.4%増の220.00億円、経常利益が同10.8%増の210.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同77.2%増の210.00億円としている。

《SO》

提供:フィスコ

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