株価指数先物【昼】 史上最高値が射程に入りオーバーシュート気味に

市況
2024年2月16日 11時56分

日経225先物は11時30分時点、前日比320円高の3万8460円(+0.83%)前後で推移。寄り付きは3万8760円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8575円)を上回り、ギャップアップから始まった。その後もオーバーシュート気味に上げ幅を広げており、中盤にかけて3万8850円まで買われた。買い一巡後は利益を確定する流れが強まると、終盤にかけて3万8360円まで上げ幅を縮めたが、押し目待ち狙いのロングも入り、その後は3万8450円を挟んでの保ち合いとなった。

日経225先物はギャップアップで始まり、一時3万8850円まで急伸した。シティグループ証券が日経平均株価のターゲットを4万5000円に引き上げるなか、1989年の大納会でつけた史上最高値3万8915円が射程に入り、オーバーシュート気味の上昇となった。また、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が時間外取引で12%を超える上昇となったことも刺激材料になったようだ。ボリンジャーバンドの+3σに接近するなか、過熱を冷ましておきたいところだろう。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.65倍に低下した。一時14.79倍まで上昇し+3σを上回ってきた。その後は、利益確定に伴うNTロングを巻き戻す動きとなったようだ。+2σは14.60倍辺りに位置しており、同水準まで低下してくる局面においては、NTロングを組成する動きが意識されそうだ。

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