10万円以下で買える、連続増益&低PER 18社【プライム】編 <割安株特集>

特集
2024年3月1日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。また、赤字決算や無配の企業が数多くあることにも留意したい。

東証プライム上場企業では274銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均の16倍台を下回る銘柄に注目してみた。

下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(3)予想PERが13倍未満――――を条件に投資妙味が高まる18社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは1日現在)

なお、3日(日)16時00分に「10万円以下で買える、連続増益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌経常利益┐   増益  予想

コード 銘柄        金額 増益率  今期 連続期数  PER

<9432> NTT      18070   3.4 1880000    4  12.1

<2353> 日本駐車場    18600  10.9  6900    4  12.3

<4093> アセチレン    38900  24.7  2100    3  11.3

<5074> テスHD     45600   8.7  6000    8  8.7

<7211> 三菱自      46720  15.4 210000    2  5.0

<9788> ナック      53700   7.9  3500    7  10.5

<3864> 三菱紙      56300   143  7500    2  6.2

<2445> タカミヤ     57200  49.2  3580    3  11.0

<3834> 朝日ネット    62200   8.3  2000    6  12.3

<7888> 三光合成     66400   3.8  3600    4  8.8

<8368> 百五銀      67400   2.0  21200    4  11.2

<8860> フジ住      73200   4.5  6000    3  6.6

<9273> コーア商HD   73300   7.1  4380    6  10.5

<4097> 高圧ガス     86700   5.0  6100    3  11.7

<3245> ディアライフ   93200  21.3  7500    4  8.0

<7184> 富山第一銀    96500  26.5  8000    3  12.2

<4220> リケンテクノ   97900  15.5  9200    3  8.4

<7522> ワタミ      99300  13.3  4400    2  11.4

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。

※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.