「2023年のIPO」が9位、投資家人気の高い銘柄の宝庫<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 半導体
2 人工知能
3 生成AI
4 半導体製造装置
5 半導体部材・部品
6 水素
7 地方銀行
8 宇宙開発関連
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2023年のIPO」が9位となっている。
株式市場ではAI相場の熱狂が続いている。関連銘柄への物色が広がりをみせているが、そのなか昨年上場したABEJA<5574>やLaboro.AI<5586>、ジーデップ・アドバンス<5885>、AVILEN<5591>、ARアドバンストテクノロジ<5578>も急上昇。大きく脚光を浴びている。
AI関連以外で昨年上場した銘柄をみると、宇宙ベンチャーのispace<9348>やQPS研究所<5595>、Vチューバー事業のカバー<5253>など個人投資家に人気の銘柄が数多い。大型IPOとして話題となったネット銀行の楽天銀行<5838>や住信SBIネット銀行<7163>、旧日立系の半導体製造装置メーカーのKOKUSAI ELECTRIC<6525>にも投資家の視線が集まった。
これら銘柄群の高い注目度を背景に、「2023年のIPO」のテーマに対する関心も高まったようだ。今月下旬からは新規上場銘柄が一気に17社登場する。足もとの良好な相場環境を追い風に好調な初値をつける銘柄が相次げば、直近IPO物色の流れが強まり、昨年後半から今年2月にかけて上場した銘柄に再び光が当たるかもしれない。