「ペロブスカイト太陽電池」が21位、日本発の技術でゲームチェンジへ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ペロブスカイト太陽電池」が21位に入っている。
KDDI<9433>は7日、曲がる太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」を活用した国内初の実証実験を公開した。電柱型の基地局のポールに同太陽電池を巻き付け、そこで発電した電力で基地局を運用するというもの。KDDI全体の電力使用量の約半分を占める基地局関連の電力削減を目指す。
ペロブスカイト太陽電池は日本で発明された技術で、薄くて軽く、曲げられるという特徴を持つ。現在主流のシリコン製では難しかった建物の壁面や重量制限のある屋根などに設置できるため、太陽光発電分野のゲームチェンジャーになると期待されている。政府はペロブスカイト太陽電池の普及に向け、開発・生産支援や固定価格買い取り制度(FIT)での優遇など後押しする姿勢を示している。
関連銘柄は、普及に向け取り組みを進めるパナソニック ホールディングス<6752>や積水化学工業<4204>、カネカ<4118>、ホシデン<6804>など。同太陽電池の主原料であるヨウ素を生産する伊勢化学工業<4107>、K&Oエナジーグループ<1663>も要マークだ。