東京株式(前引け)=反落、目先過熱感から利益確定売りに押される

市況
2024年3月25日 11時53分

25日前引けの日経平均株価は前営業日比267円19銭安の4万621円24銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は8億3401万株、売買代金概算は2兆2571億円。値上がり銘柄数は491、対して値下がり銘柄数は1101、変わらずは60銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方からリスク回避ムードの強い地合いとなり、日経平均は下値を探る展開を強いられた。前週末まで日経平均は4日続伸し、この間に2000円以上も水準を切り上げていたことで、足もと高値警戒感からの売りが優勢となった。前週末の米国株市場でNYダウが300ドル強の下げをみせたことから、この流れが波及した。そうしたなか、半導体セクターは高安まちまちで、消費関連株の一角に物色人気化するものが相次いだものの、総じて利益確定の売りに押される銘柄が多かった。値下がり銘柄数は1100あまりに達し、全体の67%を占めた。

個別ではレーザーテック<6920>がやや売りに押され、東京エレクトロン<8035>も冴えない。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも軟調。ソニーグループ<6758>も弱含みで推移。さくらインターネット<3778>が大幅安、北越コーポレーション<3865>は値下がり率トップに売られた。半面、アドバンテスト<6857>が高く、ソシオネクスト<6526>も上昇した。日立製作所<6501>もしっかり。プロレド・パートナーズ<7034>が値幅制限いっぱいに買われ、CIJ<4826>は2営業日連続でストップ高に張り付く展開に。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.