東京株式(前引け)=大幅反落、朝高後に急速に値を崩す

市況
2024年4月1日 11時46分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比604円22銭安の3万9765円22銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は10億524万株、売買代金概算は2兆4592億円。値上がり銘柄数は290、対して値下がり銘柄数は1332、変わらずは30銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方に日経平均が高く始まったものの、寄り後は急速に値を崩す展開を強いられた。前週末の欧米株市場がグッドフライデーに伴う休場だったことで手掛かり材料に事欠くなか、積極的な買いが入りづらく、一方で機関投資家の益出しとみられる大口の売り圧力が表面化する格好となった。日経平均株価はフシ目の4万円大台を割り込み、下げ幅も前引け時点で600円を超える荒れ模様の地合いとなっている。値下がり銘柄数は1300を上回り、プライム上場銘柄の8割を占めた。

個別ではレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が売られたほか、三菱重工業<7011>が安く、トヨタ自動車<7203>も軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも下値を探る展開に。豊田自動織機<6201>が急落、KLab<3656>、参天製薬<4536>なども大幅安。半面、三井E&S<7003>が底堅さを発揮、楽天グループ<4755>が逆行高。ダイキン工業<6367>も買いが優勢だった。Orchestra Holdings<6533>が値を飛ばし、カシオ計算機<6952>、シチズン時計<7762>の上げ足も目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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