「データセンター」がランキング1位、生成AI絡みで投資需要が急拡大<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 データセンター
2 半導体
3 人工知能
4 円高メリット
6 地方銀行
7 水素
8 半導体製造装置
9 生成AI
10 JPX日経400
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「データセンター」がランキング1位となっている。
データセンターは、サーバーやネットワーク機器を設置・保管した設備で氾濫するさまざまな「情報」や「サービス」を裏側で支えている。とりわけ、「Chat(チャット)GPT」に代表される生成AIが登場し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が高まるなか、大量のデジタルデータの保管場所が求められ高性能サーバーを備えるデータセンターの需要が急拡大している。加えて、データセンターでは大量の電力が必要とされるため、電力消費が大幅に増加することも関心を集めている。
個別銘柄では、「ガバメントクラウド(政府クラウド)」の提供事業者に国内勢で初めて選定されたさくらインターネット<3778>のほか、三井住友銀行系のさくらケーシーエス<4761>、りそな銀行を主要顧客とするAGS<3648>、インターネットイニシアティブ<3774>、NSW<9739>、TOKAIホールディングス<3167>、TIS<3626>、ブロードバンドタワー<3776>など。また、高砂熱学工業<1969>は、データセンター用高効率空冷パッケージ空調機を手掛けるほか、三機工業<1961>もデータセンター向け空調システムを扱っている。