「バイオテクノロジー関連」が8位と上位入り、中小型材料株の宝庫<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 円高メリット
3 半導体
4 防衛
5 人工知能
6 インバウンド
7 半導体製造装置
10 JPX日経400
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「バイオテクノロジー関連」が8位と上位に入っている。
足もと半導体関連など主力ハイテク株の調整局面入りで全体相場が変調をきたし、これまで出遅れていた中小型株に関心が向きやすい地合いとなっている。個別で材料が出た銘柄を中心に物色人気となるものが散見されるようになってきた。こうしたなか、中小型材料株の宝庫であるバイオテクノロジー関連株の注目度が高まっている。
サンバイオ<4592>は再生医療製品「アクーゴ(SB623)」の承認を巡る思惑で6月半ばごろから物色が活発化している。セルシード<7776>は米国で軟骨細胞シートに関する特許査定を受けたと6月下旬に発表し、これを手掛かりに急上昇。目先は反動で急落している。サイフューズ<4892>は今月10日に岩谷産業<8088>と共同で新技術開発に成功したと発表し、急動意する場面があった。
きょうは、前日23日に東京大学と眼科疾患に関する共同研究契約を締結したと発表したリボミック<4591>が急伸。前週に動物病院運営のWOLVES HAND<194A>との共同研究を発表したオンコセラピー・サイエンス<4564>も上値追いの動きをみせている。このほか、直近IPO銘柄のPRISM BioLab<206A>、Chordia Therapeutics<190A>がストップ高に買われている。