「デジタルトランスフォーメーション」が18位、関連企業の好決算相次ぐ<注目テーマ>
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10 防衛
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が18位に入っている。
ITシステム各社の決算が好調だ。富士通<6702>が先月発表した4~6月期決算は最終利益が前年同期比4倍と急拡大した。国内市場を中心にDXやモダナイゼーション(近代化)に関する案件が伸びたという。NEC<6701>の4~6月期決算は一過性損益などの調整項目を除いたNon-GAAPベースで最終利益が黒字転換した。国内外でITサービスが好調だったことが業績に寄与した。
ここまでで既に決算発表を終えている野村総合研究所<4307>やオービック<4684>、日鉄ソリューションズ<2327>、日本オラクル<4716>(5月期企業)なども軒並み好調だった。いずれも企業の旺盛なDX需要が追い風になった格好だ。これら企業の好決算を背景にDXに対する関心が高まり、投資テーマとして再び注目度を増しつつあるようだ。
この日の関連銘柄の動きでは、前引け時点でラクス<3923>や弁護士ドットコム<6027>、インフォマート<2492>が大幅高。SCSK<9719>やチェンジホールディングス<3962>、テラスカイ<3915>も堅調に推移している。一方、NSSOLやネットワンシステムズ<7518>、サイボウズ<4776>などは安い。