【今週読まれた記事】波乱は過ぎ、新政権下で輝くテーマ発掘
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月28日から10月4日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
名実ともに10月相場入りしましたが、日本株市場は週初から大荒れとなりました。先週末に行われた自民党総裁選で石破氏が当選したことを市場がネガティブに評価した結果です。為替市場で円高/ドル安が急激に進み、ナイトセッションの日経225先物は日中比2400円安を記録。株探では総裁選の結果が判明した9月27日の大引け後、「【自民党新総裁決まる】『金融所得課税』の石破氏選出、下値不安は一時的か?」を配信。総裁選の結果を受けた市場の反応をまとめ、石破氏の政治的主張や関連銘柄も解説しました。この記事は多くの方に読まれアクセスランキングトップ10入りの人気となりました。
週明け30日の日経平均株価は先週までの「高市総裁期待」による過大な上昇分をすべて吐き出して前営業日比1910円安。もともと緊縮財政派で金融所得課税の強化などを主張してきた人物だけに、市場の警戒感は相当なものでした。ただ、その後の金融政策に関する発言や、4日午後に衆院で行われた所信表明演説を見るに、経済を冷やす恐れのある政策を押し通す意志はないと受け取れ、これは安心材料と言えそうです。
今週の相場コラムは人気爆発。2枚看板の「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 石破新政権誕生で最注目のテーマ・銘柄は?」と「【杉村富生の短期相場観測】 ─マーケットにとっては最悪の総裁選結果!」が、アクセスランキング1・2位を独占する結果となりました。首位に輝いた北浜氏は「投資対象となる銘柄はまずは防災関連株」と指摘して具体的な銘柄を紹介。2位の杉村氏は「半導体関連セクターが猛反騰に転じている」と、反撃態勢の整ってきたAI・半導体関連から買い候補を列挙して多くの支持を獲得しました。
そのほか、株式ジャーナリストの和島英樹氏による毎月末連載の注目コラム「【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】─石破ショックによる波乱は次第に収束へ」が12位にランクイン。以下の記事もすべて上位ランキング入りとなっています。<相場観特集>はアイザワ証券 投資顧問部 ファンドマネージャーの三井郁男氏に10月相場の展望を伺いました。どの記事もお見逃しなく。
富田隆弥の【CHART CLUB】 「10月堅調でも“利食い忘れずに”」
三井郁男氏【日経平均一時2000円安、石破政権誕生で調整続くのか?】 <相場観特集>
今週は<注目テーマ>を紹介する記事がランキングに数多く並びました。新政権の発足に伴い、政策の追い風が予想される投資テーマの発掘が盛んになっているようです。
「防災」関連がトップにランク、石破新総裁の「防災省」創設構想で脚光 <注目テーマ>
「国土強靱化」が7位、石破新政権で国策支援の追い風期待<注目テーマ>
投資テーマ関連ではそのほか、市場規模の拡大が著しい「宇宙開発」関連の銘柄を追った「1兆ドルの巨大市場が待つ、夢を乗せる『宇宙開発』関連が爆速上昇へ <株探トップ特集>」がランキング6位、東京地下鉄 <9023> [東証P]の上場で盛り上がりを見せる10月IPOを総ざらいした「10月IPOスタート、『東京メトロ』を中心に秋相場を舞い上がるか <株探トップ特集>」もトップ10入り。以下の記事も上位ランキング入りとなっています。
本格起動する「量子コンピューター関連株」、新技術の進展で再脚光 <株探トップ特集>
2024年「ノーベル賞」発表目前、受賞候補者と関連銘柄を総ざらい <株探トップ特集>
また、27日に衆院解散総選挙が決まったことで、先週配信した「総裁選の次は解散総選挙へ 『選挙関連株』が動兆カウントダウン <株探トップ特集>」が多くの方に読み返され2週連続のランクインとなりました。
銘柄スクリーニング記事では、7月下旬から8月中旬までの決算発表の集中期間に配信した「利益成長“青天井"銘柄リスト」を“全期間”を対象に再構成した総集編の〔第4弾〕が上位ランキング入り。また、週の半ばに配信した「上方修正“先回り”、24年12月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」がスピードランクインとなりました。こちらは今月下旬から本格化する12月期決算企業のうち、通期計画に対する進捗率が高く“上方修正”する可能性のある銘柄をリストアップした記事です。明日6日の19時30分には待望の〔第2弾〕を配信予定。お楽しみに。
バリュー系銘柄にスポットを当てた<割安株特集>では「10月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が15位にランクイン。今週の「10万円以下で買える <割安株特集>」は、直近の業績予想で“連続増益”を見込み、かつ低PERの銘柄に注目しました。
10万円以下で買える、連続増益&低PER 30社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、連続増益&低PER 29社【スタンダード】編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月2日版
「株探」日本株サイトのパソコン版において、個別銘柄および指数ページの株価チャートに全画面機能を追加しました。告知記事がランキング入りしましたので、当欄でもご紹介いたします。
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今週の株探プレミアムコラムは3記事を配信。1記事目は“投資の経験はそれほど長くはないが、将来は億トレ間違いなし!と期待できる投資家”にフォーカスした「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」シリーズから、“グロース株直球勝負”で資産を急拡大させている“たかねこさん”(ハンドルネーム)編の最終回です。「目指せFIRE、『4%ルール達成』目指して優待と不動産関連に挑戦」は、“億り人”達成間近でもさらなるステップアップを目指し不動産銘柄で新たな道を切り開く“たかねこさん”の足もとの注目銘柄とモチベーションの源泉について掘り下げていきます。
2記事目は成長企業の歴史を株価と共に振り返る『Buy&Hold STORIES』、アマゾン・ドット・コム<AMZN>編の新作「バブル崩壊後、ベゾスを覚醒させた賢者の助言 アマゾン・ドット・コム④」を配信。ITバブルの終焉により株価は20分の1となり、投資家からは「アマゾンはもう終わった」との評価も受けるなか、同社の創業者ベゾスは今後の躍進の鍵となる新たなサービスを立ち上げます。第4回では株価低迷期からの復活劇とベゾスを覚醒させたコストコ創業者“シネガル”からの学びに注目します。
3記事目は田中彰一氏(日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員)の著書「50代から輝く!『幸福寿命』を延ばすマネーの新常識」を株探ユーザー向けに加筆修正した「日経CNBC×株探 コラボ第3弾 『幸福寿命』を延ばす資産形成アカデミー」の第6回、「『配当テンバガー』を探せ―不老不死のポートフォリオ構築を―」。今回は長期投資の肝である“配当”に注目し、配当を再投資した場合の長期投資のパフォーマンスや頭に入れておきたい配当政策の仕組みなど、“マネー”を堅実に伸ばしていくためのヒントを紹介していきます。
日々多くの発表が行われる中、重要な発表を見逃さないための定番人気記事「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」。先週末から今週にかけて配信した記事は以下の通りです。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月27日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月30日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月1日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月2日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月3日発表分)
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