「半導体製造装置」が15位にランクイン、米半導体株持ち直しが追い風<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体製造装置」が15位にランクインしている。
「半導体製造装置」は従来から人気の高いテーマだが、米国の株式市場で9月中旬以降、半導体株が持ち直してきていることが、ここにきて更に人気を高めることにつながっている。米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は9月上旬に4500台前半にまで下落したが、10月9日には5320台に上昇。エヌビディア<NVDA>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>などの上昇が鮮明になっている。
その中心となるエヌビディアに好材料が相次ぐこともこれに拍車をかけている。最近では台湾の鴻海精密工業が10月8日、エヌビディアの次世代半導体「ブラックウェル」を搭載したAI向けサーバーの生産能力を増強する方針を発表した。エヌビディアに対する再評価の動きが日本の半導体製造装置関連株にも波及しているようだ。
この日の関連銘柄は、前日のSOX指数が反落したことを受けて、目立った動きとはなっていないものの、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>などが買われ、ディスコ<6146>なども堅調な動き。