個別銘柄戦略:アドバンテストやLIXILなどに注目
昨日30日の米株式市場でNYダウは91.51ドル安の42,141.54、ナスダック総合指数は104.82pt安の18,607.93、シカゴ日経225先物は大阪日中比195円安の39,295円。為替は1ドル=153.30-40円。今日の東京市場では、上期営業利益が49.0%増となったLIXIL<5938>、24年12月期業績予想を上方修正したカゴメ<2811>、25年3月期業績予想を上方修正し発行済株式数の1.2%上限の自社株買いも発表したアドバンテスト<6857>、25年3月期業績予想を上方修正したアステラス薬<4503>などが物色されそうだ。一方、24年9月期営業利益が30.2%増だが従来予想の35.3%増を下回ったストライク<6196>、上期営業利益が43.9%減となった東電力HD<9501>、同じく39.1%減となった関西電力<9503>、同じく16.1%減となったエムスリー<2413>、上期営業利益が24.4%増だが第1四半期の前年同期比51.4%増から増益率が縮小した日立<6501>、上期調整後営業利益が33.3%増だが第1四半期の前年同期比2.1倍から増益率が縮小した九電工<1959>、発行済株式数の2.98%上限の自社株買いを発表したが上期営業損益が7.39億円の赤字となったJCRファーマ<4552>、通期予想の営業利益に対する上期の進捗率が36.9%にとどまったシンプレクスHD<4373>、25年3月期業績予想を下方修正した京セラ<6971>、25年3月期売上高と経常利益予想を下方修正したアルプスアル<6770>、営業利益が前期70.4%増だが今期0.4%増予想と発表したサイバー<4751>などは軟調な展開が想定される。
《CS》