「欧州関連」がランキング10位、 ドイツの財政拡張策への転換で再評価<注目テーマ>
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10 欧州関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「欧州関連」がランキング10位となっている。
株式市場で欧州関連株への注目度が高まっている。足もとでドイツのDAX指数やフランスのCAC40が最高値圏にあり、欧州主要600社の株価指数であるストックス600も最高値を更新している。特に、注目を集めているのがドイツの動向だ。米国でトランプ政権が発足し、ウクライナ戦争の停戦に向けた動きが関心を集めるなか、財政規律を重んじてきたドイツでは防衛力強化へ向けて財政拡張策へと転じる方針が示された。ドイツの政策転換を背景に、欧州では防衛需要の拡大とともにインフラなどの設備投資への意欲も高まるとの期待が浮上し、欧州関連株を見直す動きが強まっている。欧州関連銘柄では、DMG森精機<6141>やマキタ<6586>、日本板硝子<5202>、マツダ<7261>、オリンパス<7733>、竹内製作所<6432>、それにレゾナック・ホールディングス<4004>やコニカミノルタ<4902>などが注目されている。